スジコガネ

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スジコガネ
2024/06/21

鏡のような光沢を持つ上翅の縦スジ。そのスジの間はビーズが集合したかのような点刻。

オオセンチコガネと同じく上翅の色の体色変異が多い。すなわち、緑色、銅赤色、赤褐色、暗紫色などの個体が見られる。また、似ているがスジコガネではない種も多く、同定が難しい。

オオスジコガネ(大きさ15〜20mm)とよく似るが、スジの間の光沢が見られないスジコガネに対し、オオスジコガネはスジの間も光沢があるので見分けられる。なお、オオスジコガネも上翅の色に変異が見られる。

標本のため養生中

学名

Mimela testaceipes

分類

コガネムシ科/スジコガネ亜科

大きさ

体長14~19mm

分布

北海道、本州、四国、九州

特徴、生態

杉、ヒノキ、カラマツ、アカマツなど針葉樹の葉を食べる(成虫)。幼虫はその根を食べる。

スジコガネはスギ林、ヒノキ林の害虫とされることがある。成虫が葉を食害するためである。場合によっては枯死することも報告されている。

*PhotoACより

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