全長60〜68 cmの大型のカモメ。
日本には冬鳥として本州中部から北海道の海沿いに飛来。シベリヤ、アラスカに生息する。
頭部から首、胸にかけ白色、背中は青灰色。
嘴は太く大きく、大きなくちばしを持つカモメの中でもひときわ目立つ。ワシカモメの名は、この立派なくちばしが由来。他のカモメと同様に、下のくちばしの先端はふくらみ、赤い斑がある。幼鳥はこの赤い斑が少なく、代わりに黒斑が多くなり、それがくちばしの先端に届くほどである。
北海道礼文島で多く見られる。オオセグロカモメとの交雑の報告もある。
*photoACより