冬至とは
冬至(げし)は、日本(北半球)で1年のうち昼の時間が短い日のことです。
地球の回転軸(自転軸)は太陽に対して(公転軌道に向かって)傾いていますが、冬至には北極側がもっとも太陽と反対側へ傾くから北半球がいちばん日が短くなると考えると分かりやすいでしょう。
冬至は二十四節気の一つ
冬至は、二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ。二十四節気とは、1年を太陽の位置で24等分し、その分割点を名前を付けたものです。夏至、春分、秋分、立春、立秋なども二十四節気です。
冬至は何日?
冬至日は年により異なりますが12月21日か22日です。
2016年 12月21日
2017年 12月21日
2018年 12月21日
2019年 12月22日
2020年 12月21日
2021年 12月21日
2022年 12月21日
2023年 12月22日
2024年 12月21日
冬至の食べ物、お供え物〜日本の風土が育んだ素敵な風習
その地方により、冬至の日に食べるものやお供えするものがあります。
冬至にカボチャを食べる
冬至にはカボチャの煮物を食べる風習があり、『風邪をひかない』『しもやけになりにくい』『長生きする』などと言われています。山梨県ではほうとうが郷土料理なので、冬至にはほうとうを食べる家庭も多いそうです。
冬至にゆず湯に入る
冬至に柚子風呂に入る習慣は広く残っています。ちょうど旬を迎える柚子の強い香りが邪気を払う、風邪を引かないなどのいわれがあります。
改めて、日本の風土が育んだ習慣は奥ゆかしいものです。