ツグミの分類
スズメ目/ヒタキ科/ツグミ属
ツグミの大きさ
24cm(全長)
ツグミの分布
日本全国
ツグミの特徴
冬季に越冬のため日本に飛来する冬鳥。夏はシベリアにいる。
ツグミはヒヨドリやムクドリと混同されやすい鳥ではあるが、移動の様は他の2種と明らかに異なる。具体的には、すばやく歩き、少し移動しては止まって胸を張り当たりを見回す、という動作を繰り返す。人が近づくと、ケッケッと鳴いて飛び立つ。
このように動きが機敏なのは、開けた場所で採餌行動を行う特徴を持つため、タカ・モズなどの肉食の天敵に見つかりやすいためと思われる。いち早く天敵に気がつき、逃げ出すことができるよう、こまめな警戒を動作のひとつに組み込んでいるようである。
ツグミの生態
木の実、芝生の中にいる虫、ミミズなどを食べる。
全国の平野、山地、農耕地、公園、河原など広く生息し、開けた場所で単独でいることが多い(とくに春先)。