フチグロヤツボシカミキリは局地的に分布するカミキリムシの一種。
■発見記録
新緑が過ぎて山肌が濃い緑に変わる頃、本種狙いで山梨の山へ向かった。長い林道を進む中、訪花型のカミキリムシがいそうな花を見つけては掬って、と繰り返すが、めぼしい収穫はなし。
そうして人里から離れた深山になったころ、道路脇に30メートルはありそうな大きなホウノキを見つける。葉を見ると、大量のフチヤツの食痕があるではないか。
これは期待大だ、と手持ちの竿を最大長に伸ばし、いちばん影が濃そうな葉の塊を初手で丁寧に救う。すると、狙い通り本種が入った。ホオノキの葉の濃い緑と対象的に光沢のある緑。
ここで見つからなければ、昇仙峡のとあるポイントまで足を延ばす予定だったから、行かずにすんだ。
フチグロヤツボシカミキリの生態情報
| 学名 | Pareutetrapha eximia | ||
| 分類 | カミキリムシ科/フトカミキリ亜科 | ||
| 大きさ | 体長11~14mm | ||
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州 | ||
| 特徴、生態 | ホストは、ホウノキ、コブシなどのモクレン科。ホオノキの葉に特有の食痕を残す。 ハンノアオカミキリに似るが、黒斑の様子が異なり、フチヤツは、上翅辺縁の黒とつながらない。 |
フチグロヤツボシカミキリとハンノキアオカミキリの違い


























