ウツギ(空木、卯木)はアジサイ科ウツギ属の落葉広葉樹。葉はやや長く、対生。低木で、北海道〜九州にかけて山野の日当たりのよい場所に自生するが、公園や河川敷、市街の道ばた、庭の垣根などでも見られる普通種。高さは成長しても1.2メートルほど。中部地方では梅雨に入る少し前ころに白い花を付ける。卯の花、ウノハナとも呼ばれる。
学名
Deutzia crenata
分類
アジサイ科ウツギ属
名前の由来
茎や幹の中が中空のため、空木と命名された。
利用
木質部は木釘や楊枝として利用されてきたが、最近はまれである。