学名 | Eretes griseus | ||
分類 | ゲンゴロウ科 | ||
大きさ | 12〜14mm | ||
分布 | 北海道、本州、四国、九州 | ||
特徴、生態 | 背中はハイイロの地色に黒の繊細な模様が広がる。このような模様を持つゲンゴロウは他に見当たらない。ヒメゲンゴロウの上翅も複雑な模様だが、本種ほどではない。 山地沿いや平地、水田、公園の噴水施設などで見られる。 ゲンゴロウは一般に、陸や水面からつき出た葉や枝に一度上がって翅を乾かしてから飛ぶため、水面から直接飛び立つことはあまりない。しかし、ハイイロゲンゴロウは、水面から直接飛び立つことができる。事前に水面で体を細かく震わせるので、そのときに翅の水分を落としているかもしれないが、詳細は不明である。 外観が独特なら、生態も独特のようである。 |