ホタルブクロはキキョウ科の多年草。背丈は60cmほどで人の膝くらい、大きな個体でも腰より少し低いくらい。初夏に下向きに開いた袋状のピンクがかった花を咲かせる。
チョウチンバナ、アメフリバナ、ツリガネソウの異名を持つが、どれもその愛らしい花の姿にちなんだものである。
ホタルブクロという変わった名前の由来
子どもがむかし、ホタルをその袋の中にいれて明かりを楽しんだことが由縁でこの名がついたという説がある。
学名
Campanula punctata
分類
キキョウ目キキョウ科ホタルブクロ属
分布
全国
ホタルブクロの特徴、生息地
公園や河川敷、林道沿い、山地の林縁などによく見られる。
庭でも育てやすい。
「可憐な花には毒がある」と言われるが、ホタルブクロには毒はない。中国では、若葉を煮て薬草として利用される。