日本の国石である水晶。古くから人々の生活に利用され親しまれてきた石。
お店で宝飾品として見かける水晶ですが、実は日本には河原などでも水晶を見つけることができます。
コツは、水晶が産出する産地や地域周辺やその下流の河川、河原で砂をふるいにかけます。すると、運が良ければ小ぶりの水晶を見つけることができます。
水晶を採取する場所
山梨県だと、荒川上流の河原で水晶のかけらが採れます。
荒川は上流には昇仙峡など水晶の産地があるため、大雨や台風などで今でも定期的に上流から水晶が流れてくるようです。流れるうちに砕けて小さくなりますが、それでも親子での水晶採取なら十分興奮するレベル!
水晶採りに使うふるい
100均のふるいで構いません。目的は小さな砂を落とすことです。
水晶採りに最適な時期、河原に入る際の注意点
とくにいつでもいいですが、雑草が枯れて河原に近づきやすい冬や春先がいいでしょう。増水時には河原に入らないよう、水難に遭わないよう十分注意します。また、河原に入る場合は、その河原が公園の一部ならそのまま利用できますが、そうでない場合は河川管理者(自治体や土地所有者など)に事前に確認して河原に降りましょう。
実際に採れた水晶
他にも水晶とまではいかないものの綺麗な石英も多数