タチツボスミレ

タチツボスミレ
見かける頻度★★★★☆
学名Viola grypoceras
分類スミレ科/スミレ属
草丈10〜30cm
分布全国
生態
特徴
日本在来種であり、身近なスミレの一つ。道ばたや庭で見つけた「スミレ」がタチツボスミレであることは多い。

山地、低山、道ばた、市街地の公園、土手、庭など広く見られる。海辺から亜高山帯まで生息し垂直分布が広い。たとえば大菩薩峠(山梨県)へと続く林道でも広範囲に見られる。

ほどよく光が届く明るい林を好む。側弁に毛はない。距(きょ)にも毛はない。

葉はハート型で縦に丸まっていることも多い。

別称、ツボスミレ、ヤブスミレ。

4月から5月にかけて花を咲かせる。
日川林道(山梨県)で見つけたタチツボスミレ
花びらは紫よりピンクが強い個体
葉はハート型で縁に刻みがある
淡紫色だがピンクや白色の個体もいる
「スミレ」は距(花の後ろにある蜜を貯める袋状の突起)が昔、大工さんが使う墨入れの形に似ていたため、スミレと名がついたと言われている。
距は淡紫色を帯びるが、ピンク色や白色の個体もある

*PhotoACより

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