オナガの分類
スズメ目/カラス科/オナガ属
オナガの大きさ
全長34〜40cm程度
オナガの分布
日本本州の東側
オナガの特徴
くすんだ青色の長い尾が特徴。また、顔の半分を黒いヘルメットをかぶったような模様。
体の大きさはヒヨドリやムクドリほどだが、尾が長いためカラスくらい大きなイメージがともなう。毎年、決まった時期になると同じ場所で集団で見かける印象も強い。
「ギー、ギー」「ゲー、ゲー」と大きな声でなくことが多く、その特徴的な体つきもさることながら、声だけでも判別容易な鳥といえる。
オナガの生態
西日本ではあまり見られなくなった(昔は観察された)。本州中部以東、福井以東で観察される。
群れでやってくるため、ひとたび見つければたくさんのオナガを観察することができる。田舎でしか見られないというわけではなく、都市部や郊外など広い範囲で見られる。
虫や種子、果実などを食べる雑食性。カラスやカケスも属するカラス科であるためか、餌の貯蔵なども行い、学習能力も高い。